大菩薩嶺日帰り|登山初心者にお勧めの日帰りで登れる日本百名山に挑戦|温泉漫喫|難易度初級
大菩薩嶺に日帰り登山に行って来ました。大菩薩嶺は、山梨県甲州市と北都留郡丹波山村に跨る標高2,057mの山で『日本百名山』と言う大看板を持っています。また、大菩薩嶺の魅力は、なんと言っても『開放感溢れる尾根』と『尾根から眺める富士山が綺麗』ですので今回も晴れの日を狙って登って来ました。都内からのアクセスも良く電車とバスで行くことも出来ますよ。
【日本百名山】大菩薩嶺(だいぼさつれい)
エリア:山梨県 標高:2057m 時期:夏 6月
難易度:★☆☆☆☆ お勧め度:★★★★☆
登山レベル:初心者向け コースタイム(所要時間):4時間20分
登山ルート:上日川峠~大菩薩峠~雷岩~大菩薩嶺~雷岩~上日川峠⇒大菩薩の湯
アクセス方法:車(八王子IC~大月IC~上日川峠市営駐車場)
『上日川峠市営駐車場』
8:15上日川峠市営駐車場到着です。この上日川峠市営駐車場は、無料駐車場で標高1,584mまで車で登って行く事ができます。
今回は、平日でしたので一番近い第一駐車場に止められましたが、この上日川峠市営駐車場は第四駐車場まであり、駐車台数は合計約400台ぐらいとめられるみたいです。今日もめちゃめちゃ天気が良いので景色が楽しみです。
『ロッヂ長兵衛』
第一駐車場の前には、『ロッヂ長兵衛』がありますが、まだ早い時間ですので営業していませんでした。
『公衆トイレ』
上日川峠市営駐車場には『公衆トイレ』があります。
8:25 それでは、大菩薩嶺登山道に入りたいと思います。
大菩薩嶺までのコースタイムです。この表示では大菩薩嶺まで唐松尾根コースで行くと最短で1時間35分で行けるみたいです。
まずは福ちゃん荘を目指しますが、ここからちょっとした分かれ道があります。このまま『車道を進むコース』と『林道を進んで行くコース』があります。車道の方がアップダウンが少ないみたいですが、行きは林道コースで行きたいと思います。
林道コースは、やはりちょっとしたアップダウンがあります。
『福ちゃん荘』
8:35 10分ぐらい歩くと福ちゃん荘が見えてきます。この福ちゃん荘では、『ほうとう』や『馬刺し』など甲州名物が食べられるみたいですよ。
山バッチも販売されていました!
この『福ちゃん荘の標票は1,720m』です。『上日川峠市営駐車場の標高は1,584m』でしたので、約15分で標高を136m登って来ました。
この『福ちゃん荘』の広場にも公衆トイレがあります。
『唐松尾根分岐点』
さらに福ちゃん荘からは『唐松尾根方面』と『大菩薩峠方面』の分岐点もあります。
どちらのコースから行っても山頂に行けますが、今回は大菩薩峠方面へ向かってから稜線を歩いて山頂に向かいたいと思います。
それでは、大菩薩峠を目指してスタートです。
『富士見山荘』
少し歩くと富士見山荘が見えてきます。富士見山荘は、営業していないみたいです。
手作りで作ったようなブランコがありましたが、壊れそうでしたので触れませんでした。
さらに歩いて行くと一旦アスファルトの道になります。
そして今度は橋が見えてきます。
川の水は綺麗な水でしたよ~
橋を渡ってすぐに左に曲がり沢沿いを歩いて行きます。
橋を渡ってからすぐにこんな登坂が続きます。10m先でいきなりシカが凄いスピードで横切りめちゃめちゃビックリしました。初めて野生のシカを見ましたが、かなりデカかったですよ。
この時期はコケが綺麗ですね。
途中にベンチもありますので疲れたら休憩ができます。
ちょっと霧が出てきました。
『介山荘』が見えてくると上空はまさかの霧だらけです。今日の山梨県の天気予報は晴れでしたので、山の天候は分かりませんですね。
この『介山荘』にもトイレがありました。このコースはトイレが多いので安心ですね。
登山道は『介山荘』の中を歩いて行きます。
『介山荘』では、各地の山バッチが販売されていましたので買い忘れてもここで買えますよ。
『大菩薩峠』
標高1,897m大菩薩峠に到着です。ガイドブックなどでよく見る定番のおすすめスポットですのでもちろん記念撮影~!
さらにもう1枚記念撮影~!
ここから山頂に向けて稜線を歩き始めます。今回の一番の楽しみはこの稜線から見える絶景ですが霧が凄すぎですので霧が晴れるまで一旦休憩です。
しかしさらに霧は下から上がってきました!一気に体感温度も下がり風もでてきたのでジャンパーを着て霧が晴れるまで待つことにしました。
20分ぐらい休憩したら霧は完全に晴れませんが、前方が見えてきましたので、とりあえず前進したいと思います。
ちょっとだけ青空が見えてきました!この稜線は天気が良いと、『富士山』や『南アルプス』を眺めながら歩くことができます。
振り返ると『介山荘』方面もまた下からどんどん霧が上がってきています。
さらにちょっと風も強くなってきました!
ガレ場地帯に入ります。
そしてちょっとした岩場を登って行きます。
青空がまた見え始めました。早く晴れて絶景を見せてくれ~!
多くの登山者の方は、ここから見れる絶景を目る為に頑張って登って来るので、ちょっと霧が晴れるのを待ちたいと思います。
上空は結構晴れ始めましたが、下からどんどん霧が上がってきます。
ただ待つだけなのでめちゃめちゃ暇です。しかも風がちょっと強くてかなり寒いです。
頑張って20分待ってやっと霧が晴れ始めました。一瞬だけですが『大菩薩湖』が姿を見せましたがまたすぐに霧に覆われてしまいました。さすがに20分も何もしていないと体が冷えてきましたので、諦めて山頂を目指したいと思います。
すぐにまた霧が上がってきて前が見えません。
『親不知ノ頭』
特に何もないので大菩薩嶺方面へ
しばらく霧がなくなる感じはありませんね。
山小屋が見えてきました。
『賽の河原』
この『賽の河原』は、江戸時代ぐらいまでは、青梅街道が通る峠だったみたいですよ。
風が強いので山小屋で休憩している方がいました。
それでは、先に進みたいと思います。この『賽の河原』は、何故か石が多くこの先の石がたくさんある方面が登山道だと思いましたら違いました。
よく見ると左側にちゃんと登山道がありました。
前方から登山者が来ましたが、風がだいぶ強いので半袖ではかなり寒そうです。
緩い上り坂が続きます。
ちょっとした岩場を上がって行きます。
またちょっと霧が多くなってきました。
このコースは、絶景を見ながら歩くイメージでしたので、めちゃめちゃテンションが低いです。テンションが低いですがこの先に期待して山頂を目指します。
しばらく歩いて行くとちょっと霧が薄くなってきました!
『標高2,000m地点』
10:20 標高2,000m地点到着~!
とりあえず記念撮影~!
上空も青空が出始めました!
霧が晴れるのを期待してちょっと休憩です。
20分待ちましたが全く霧が晴れませんでしたので諦めて山頂を目指します。
霧だらけの登山道をまた登って行きます。
すぐに霧はまた少なくなってきました。
しばらく歩いて行くとちょっとした広場が見えてきました。
『雷岩』
10:30 この広場は『唐松尾根』からの合流地点の『雷岩』でした。
とりあえず『大菩薩嶺山頂』は10分ぐらいですので、山頂目指してラストスパートです。
森の中に入り静かな登山道を登って行きます。水たまりがありますので雨が結構降ったみたいですね。
すぐにまた広場が見えてきました。
『大菩薩嶺山頂』
標高2,057m大菩薩嶺山頂到着です。なんと『大菩薩嶺山頂』は、まさかの展望が全くありません。
【日本百名山】の山頂がこんなんで良いのでしょうか?写真を撮ってすぐに下山開始です。
『雷岩』
『雷岩』まで戻ってきました。ここで食事休憩をする方が多いみたいですね。
この『雷岩』の上は『ビュースポット』ですので、また霧が晴れるのを待ちたいと思います。
もちろん霧だらけで何も見えません。
ここが本日のラストチャンスですので『富士山』が見えるまでちょっと我慢して待ちたいと思います。スマホでYahoo天気予報の山梨県の河口湖と甲府をチェックするとこの時間帯は両方とも晴れの予報でしたので待てば間違いなく晴れるはずです。
天気予報通り上空は結構晴れてきました。これはかなり期待できますね~!
しかし、すぐにまた霧が下からどんどん上がってきました。残念ですがまたしばらく霧が晴れるのを待ちたいと思います。ちなみにこの雷岩からの景色は、日本一高い山の『富士山』と、2番目に高い『北岳』を同時に眺める事ができるみたいですので絶対に見たいです。
すると霧がまた徐々に少しずつ晴れ始めて『大菩薩湖』が見えてきました!
霧晴れろ~!富士山まで見せてくれ~!と願いますが
駄目です。また霧がすぐに強くなってきました。
期待もむなしく完全に見えなくなりました。体力的・精神的にも限界です。また次回にリベンジしたいと思います。
11:50 それでは、かなり冷え込みましたので『雷岩』から、唐松尾根で上日川峠まで一気に下山したいと思います。少し標高を落とすとすぐに霧が晴れ始めました。
さらに標高を落とすと完全に霧がなくなりました。
残念ですが、上空は晴れています。
結構この下り急坂ですよ~!
一旦緩やかな下り坂になります。
このコースは、団体さんのツアーが多いですね。
下り坂はまだまだ続きます。
緩やかな道になると『福ちゃん荘』はもうすぐです。
『福ちゃん荘』到着~!
『福ちゃん荘』には、皇太子様 雅子様が御休憩されたみたいです。
冷たい飲み物が沢山用意されていますが、逆に暖かいものが欲しいですね。
帰りは、車道から帰りたいと思います。
やはり車道の方が歩きやすいです。
12:35 『雷岩』から45分で『上日川峠市営駐車場』まで戻って来ました!本日のコースタイム(所要時間)は、4時間20分でした!それでは、体が冷えていますので温泉に行って温まりたいと思います。
『温泉に行くまでの景色』
上空は雲が多いですが、景色は綺麗でしたよ。
『大菩薩峠登山口』バス停です。今回行く『大菩薩の湯』はこのバス亭のそばです。
『大菩薩嶺』の稜線はやはり雲だらけですね。
『大菩薩の湯』
大菩薩の湯到着です。平日の13時すぎでしたので駐車場にはほとんど車は止まっていませんでした。
『大菩薩の湯』
山梨県甲州市塩山上小田原730−1
『大菩薩の湯』は、一千万年昔の花崗岩体深部から湧き出た大地の恵み、世界的にも最高級の水素イオン濃度(pH)10.05の高アルカリ性温泉です。肌がぬるぬるするのがすぐ分かるソフトな泉質だそうです。
室内には、お食事処もあります。
それではゆっくり温泉に入りたいと思います。中は、内風呂と露天風呂がありましたよ。
大広間の休憩スペースもありますのでお風呂の後もゆっくり休めますよ。今回は休憩なしで帰りたいと思います。
見晴らし台でちょっと休憩〜!塩山方面は良い天気ですね。
山方面は雲がやはり多いです。
本日のランチは、大月駅付近の『宝来軒』で食べました。
めちゃめちゃ昭和時代の冷蔵庫ですね。でもレトロ感があって良い感じです。
ご飯メニューです。馬刺し『時価』が気になりますね~!
麺類メニューです。今回は、『特製・ミックスラーメン』を注文しました。
運ばれてきた『特製・ミックスラーメン』は、『富士山に笠雲』を載せた感じの山盛りラーメンです。
てっぺんには、じゃがいもを揚げた『芋揚げ』と『インゲン揚げ』がのっています。
横面は薄切り豚を揚げた「肉揚げ」が5~6枚ありました。
カリッとしてとても美味しかったですよ。
そして、中心には大量のもやしが入っています。
最後に、美味しく麺を頂きました~!
今日も日帰り登山&ハイキングを無事に楽しむ事ができましたが、大菩薩嶺の『開放感溢れる尾根』と『尾根から眺める富士山』が見れませんでしたので次回再チャレンジしたいと思います。
初めて行く山は、登山ブログやヤマレコ、ヤマケイオンラインなどのサイトでアクセス方法やコース地図、駐車場、トイレ、難易度、混雑、山小屋、温泉、遭難などの情報を勉強して行くと更に登山が安心安全に楽しめますので是非皆さんも予習して登山を更に楽しんで下さい。また、初心者にお勧めの【登山ガイド特集】を作りましたのでこちらも役立つ情報が満載ですので是非ご覧ください。
【登山ガイド!】関東周辺初心者おすすめ日帰り登山・トレッキング特集!人気のハイキングコース写真全公開解説!
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。