まじこのブログ~50代日帰り登山日記!

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雲取山初心者|日帰り登山|東京都最高峰!丹波山村村営駐車場から鴨沢ルートで2000m級の日本百名山に挑戦|温泉漫喫|難易度中級

昨年の2017年からず~と登りたかった『東京都最高峰』の雲取山へ日帰り登山に行って来ました。雲取山は、東京都、埼玉県、山梨県の境界にあり昨年の2017年は雲取山の標高2017mとコラボしてたくさんの登山客が登られたそうです。雲取山は、『日本百名山』と言う大看板と『東京都最高峰』と言う2大看板を持っていますので、多くの登山客に愛されている大人気のお山です。また、雲取山の魅力は、なんと言っても『開放感溢れる尾根』と『大展望からの絶景』が魅力ですので晴れの日を狙って今回は登りました。


【日本百名山】雲取山(くもとりやま)
エリア:東京都・山梨県 標高:2017m 時期:夏 6月
登山レベル:中級者向け(日帰登山は健脚者向き)
難易度:★★★★☆ お勧め度:★★★★
登山口:鴨沢登山口 コースタイム(所要時間):7時間5分
アクセス方法:車(八王子~小袖乗越駐車場)
登山ルート:小袖乗越駐車場~七ツ石小屋~七ツ石山~ブナ坂~奥多摩小屋~雲取山~ブナ坂~小袖乗越駐車場 ⇒ 奥多摩温泉・もえぎの湯


『小袖乗越駐車場』
5:30  無料駐車場の『丹波山村村営駐車場(小袖乗越駐車場)』に到着です。今回は、奥多摩側の鴨沢ルートのピストン(通称:鴨沢ピストン)で往復約22km のコースにチャレンジです。一般的なコースタイムは約9時間ほどで普通なら1泊2日で登るみたいですが、日帰り登山としては健脚者向きのコースで大人気だそうです。


『小袖乗越駐車場』
山梨県北都留郡丹波山村5412


『公衆トイレ』
駐車場には、無料のトイレもあります。ちなみに鴨沢ルートには、途中の山小屋や山頂にもトイレがありますので安心ですよ。トイレを済ませて6時ちょうどのスタートです。この駐車場の標高は、まだ730mですが朝6時の気温はちょっと肌寒かったのでジャンパーをきてからのスタートです。

『小袖登山口』
6:05 駐車場から5分ぐらい舗装道を歩くとすぐに登山口があります。ここからいよいよ、本格的な山道が始まります。この鴨沢ルートの難易度は危険個所もなく低いですがスタートから登坂がひたすら続きますので、ペース配分を考えて登って行った方が良いですよ。また標高約700mからのスタートで山頂は約2000mですので約11kmを歩きながら標高を1,300mも登ることになります。


始めはこんな感じの林道から始まります。


傾斜が緩く歩きやすい道ですが、ひたすら長い上り坂が続くのがこの道の特徴ですので、新緑を見ながら景色を楽しんで登って行きます。

登り続けると結構暑くなってきましたのでジャンパーを脱ぎました。新緑を見ながらまだまだ上り坂が続きます。


道票は結構あって安心ですが、距離が書いていないのでちょっと残念です。

『約6分の1地点』
このちょっとした広場が『約6分の1地点』です。


小袖登山口からここまで1時間かかった人は雲取山頂まであと5時間かかるそうです。


さらに道の途中にはちょっとした広場が何か所かあります。

『約3分の1地点』
7:15  小袖登山口からここまで2時間かかった人は雲取山頂まであと4時間かかるそうです。ちなみに私はここまで1時間10分でしたのでかなりハイペースぎみに登っています。


この辺りから道の傾斜が増してきて汗が出始めてきました!ここから先は少し道が険しくなってきます。

 『七ツ石山の分岐地点』
7:32 どちらのコースでも、雲取山に行けます。最短ルートはブナ坂方面ですが、行きは七ツ石小屋経由で行くことにしました。


『小袖登山口』から1時間30分ぐらい上り坂が続きましたのでかなり足が疲れてきました。しかも全身汗だくです。登っても登っても視界が開けず景色が変わりませんので精神的にもちょっと疲れて来ました。


『七ツ石小屋』
7:42 分岐から10分ぐらいで七ツ石小屋に到着です。『七ツ石小屋』は、丹波山村の村営小屋だそうです。

『無料水場』
『七ツ石小屋』の水場は水量が豊富ですので水分を補給しました。ついでに顔も洗ってさっぱりです!


『トイレ』
『七ツ石小屋』にはとても綺麗なバイオトイレもあります。

ここまで林道を1時間40分歩き続けてまったく景色を楽しむ事が出来ませんでしたが、『七ツ石小屋』からは視界がちょっとだけ開けて富士山が綺麗に見えました!この『七ツ石小屋』では水場やトイレも揃っていますので小休憩に最適ですよ。


それでは、水も補充しましたので山頂目指してスタートです。


『水場』
『七ツ石小屋』から少し歩いた所にも水場があります。

『分岐地点』
『ブナ坂方面への巻き道ルート』と『七ツ石山・鷹ノ巣山へのルート』の分岐があります。私の中では、初めてのコースはまき道を使わないと決めていますので、迷わず『七ツ石山へのルート』に進みました。


ここの登坂は、傾度45度ぐらいある激坂ですよ~!

すぐに分岐がありますが『七ツ石山・雲取山』方面へ


まだまだきつい上り坂を上って行きます。


分岐地点から10分ぐらい歩いて行くと石尾根縦走路に合流です。雲取山の魅力の1つである開放感抜群の「石尾根」がここから始まります。

石尾根は幅の広い尾根道です。


少し歩いて行くと山頂っぽい景色が見えて来て一気に視界が開けてきました!


『七ツ石山』
8:06 標高1757.3m 『七ツ石山』到着です。さっそく記念撮影~!

山頂はちょっとした広場になっています。ちなみにこの景色はこれから行く雲取山方面の景色です。


山頂からの見晴らしは最高です。頑張って『七ツ石山』に来て本当に良かったです。


それでは、『雲取山』方面に向けて下山開始です。

『ブナ坂』
8:22 七ツ石山を下りきったところに巻き道との合流地点のブナ坂があります。巻き道の方は、山腹をかなり大きく迂回するので、ブナ坂までの所要時間はそんなに変わらないみたいです。


雲取山までは、2時間(3.3km)だそうです。

このブナ坂からが『鴨沢コース』の一番の魅力の絶景を見ながらの山歩きが楽しめます。しかも稜線がとても歩きやすくて気持ちの良い道が続きます。


前方には綺麗な青空が見えてきて一気に視界が開けました。


しかも左側にはず~とこんな見晴らしが良い最高の富士山の景色や南アルプスなどを眺めながら登って行きます!めちゃめちゃテンションが上がってきて今までの疲れが一気にぶっ飛びました~!雄大な景色を見ながらの尾根歩きは最高ですね。

風も抜けるようになり、多少は涼しくなってきました。


ガレ場っぽい上り坂もあります。


『雲取山ヘリポート』
しばらく歩いて行くとちょっとした広場にでますがここは『ヘリポート』です。

雲取山で何かあったらここまでヘリが来れますので安心ですね。


気持ち良い上り坂をまだまだ歩いて行きます。


『奥多摩小屋』
8:48 『奥多摩小屋』到着です。山頂まではもう一息ですので休憩なしで頑張ります。

まき道がありますが、もちろん直進の尾根道を登ります。


すぐにガレた登り道になります。ここの上り坂は結構きついですよ。

ガレ場っぽい上り坂を登り終えて、振り返れば絶対に見晴らしが良い景色を見る事が出来ると思いますが、帰りの楽しみを残す為振り返らず今回はすぐに下りました。


一旦平たんな道になります。


雲取山方面へ

また登坂が始まります。


この小雲取山付近の上り坂がこのコースの一番の急坂です。


この子雲取山を登りきれば、雲取山山頂までもう少しです。

終盤ですので結構体力的にきついですがこの青空が綺麗でしたので頑張れました。


登り終えるといったん緩やかな道になります。


まきみちもありますが、もちろん直進です。

疲れもピークになりましたが、ここまで来たら気力で登ります。


山頂方面からトレイルランニングをしている方が走ってきました。歩いてもかなりこのコースは疲れますのですごい体力でね。


頂上の避難小屋が見えました。ゴールが見えると何故か元気がでます。

『最後の登り坂』
いよいよこの登坂を登れば雲取山山頂です。


『雲取山到着!』
9:30 ついに標高2017m 山梨県側の日本100名山『雲取山』到着です。小袖駐車場から3時間30分で到着です。なかなか早いタイムで登頂出来ました!雲取山山頂から『雲を取ったどー!』と叫ぶのが定番みたいですが、恥ずかしがり屋のまじこさんは心の中で『雲を取ったどー!』と叫び終了です。


ここまで頑張って登ってきた雲取山からの景色は最高です!山頂までの道のりは厳しいですが、この山頂からの絶景を生で見るとやはり登山はやめられませんよね~!特に頂上からの富士山の眺めは最高ですよ~!

『避難小屋』
山梨県側の山頂には綺麗な避難小屋があります。


『避難小屋』の中には入れますよ~!風が強い日や雨が突然降って来た日は、ここに避難して下さ~い!雲取山は、東京都、埼玉県、山梨県の境界にありますので、今度は東京都と埼玉県側の雲取山山頂に行ってみたいと思います。

東京都と埼玉県側の雲取山山頂には人が誰もいない貸し切り状態でした。やはり平日は人が少なくて良いですね。


とりあえず『標高2017.1m 雲取山』記念撮影~!


約5分待って人が来ましたので写真を撮って頂きました!

バックに富士山が入っていなかったのでもう1枚記念撮影~!表面に『東京都最高峰』と書いてありましたので東京都の雲取山山頂と思いましたが、ここは東京都と埼玉県側の雲取山山頂みたいです。


後で気が付きましたが、裏に『東京都・埼玉県』と記載されていました。この山頂標識は2016年に東京都と埼玉県が新たに国民の祝日となる「山の日」を記念して、都県境にある雲取山の山頂標識を統一し、新たに設置したそうです。

『雲取山からの絶景』
とても東京とは思えない大自然の景色ですね。東京都と埼玉県側の雲取山山頂からの景色も絶景です!


それでは、富士山を眺めながらの『おにぎりタイム』です。


『公衆トイレ』
山頂には綺麗な『公衆トイレ』もあります。

10:40 それでは下山開始です。ちなみにこの石尾根の景色が一番素晴らしかったので、20分ぐらいず~とこの雲取山の豊かな自然の景色を眺めていました。やはり自分で歩いてきた尾根を眺めるのは一味違って最高ですね。


この素晴らしい景色を見ながらゆっくり下山して行きます。

この稜線の景色も良くとても歩きやすかったです。


ず~とこんな見晴らしが良い道だったら最高ですね。


上から見ると結構急な急坂ですが、このガレ場の坂道をジグザグに登って来たんですね。

一旦景色は見れなくなります。


『絶景スポット』
しばらく歩いて行くとまた視界が広がり景色が良くなります。正面には奥多摩の山々や右側には富士山が見渡せます。

行きは気が付きませんでしたが、右の木ってなんか踊っている感じの木ですね。


逆から見るとこんな感じです。


行きに登りました『七ツ石山』が見えてきました。

気持ちの良い歩きやすい道が続きます。


『ブナ坂』
11:26  ブナ坂まで戻って来ました。帰りはもちろん七ツ石山を巻いて帰ります。


普通のまき道が続きます。

『小袖・鳴沢』方面へ


ちょっとした橋があります。


新緑をみながらどんどん下ります。

『七ツ石小屋下の分岐地点』まで戻ってきました。


ここからは行きと同じ道で下って行きます。

陽射しが当たると新緑はさらに綺麗ですね。


どんどん下ります。


『小袖登山口』が見えてきました。

13:00  帰りは休憩なしで2時間20分で下山完了です!後は小袖駐車場まで数分です。


『小袖乗越駐車場』
13:05 『小袖乗越駐車場』まで無事に戻って来れました~!本日のコースタイム(所要時間)は、7時間5分でした!バスの方はこの駐車場から鴨沢バス停まではあと20~30分ぐらい歩くことになります。

『のんきや』
本日の昼食は、奥多摩湖畔にある『のんきや』さんでランチタイムです。


『のんきや』
所在地: 〒198-0223 東京都西多摩郡奥多摩町原368
電話: 0428-86-2533


店内からはもちろん奥多摩湖が見れます。


ラーメン・餃子・ライスを注文~!かなり満腹です。

『奥多摩温泉・もえぎの湯』
14:30 最後はもちろん「奥多摩温泉・もえぎの湯」で温泉に入り、登山の疲れを癒して帰ります。


それでは、温泉に行って来ま~す。


奥多摩温泉・もえぎの湯
東京都西多摩郡奥多摩町氷川119-1
TEL 0428-82-7770


今日も日帰り登山&ハイキングを無事に楽しむ事が出来ました~!今回の雲取山鴨沢ルートは、道票も多く危険個所も特に無く安心安全で登山をする事ができました。また、山頂からの絶景もみれて今回も大満足の登山でした!この雲取山は都内からのアクセスは良いのですが距離がちょっと長めですので初心者の方は、山小屋泊をお勧めします。


初めて行く山は、登山ブログやヤマレコ、ヤマケイオンラインなどのサイトでアクセス方法やコース地図、駐車場、トイレ、難易度、混雑、山小屋、温泉、遭難などの情報を勉強して行くと更に登山が安心安全に楽しめますので是非皆さんも予習して登山を更に楽しんで下さい。また、初心者にお勧めの【登山ガイド特集】を作りましたのでこちらも役立つ情報が満載ですので是非ご覧ください。


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