和田峠自転車|ロードバイク初心者|東京のヒルクライムの聖地 モンスター級の激坂『和田峠』に挑戦!コース写真全公開解説! 【紅葉編】
『ロングライド8回目!』ヒルクライムの聖地 和田峠編
エリア:東京都
お勧め度:★★★★★ 難易度:★★★★★
距離:八王子から1周約60kmの周回コース
今回挑戦しました和田峠(標高690m)は、東京屈指の激坂峠として言われ、東京近郊の峠四天王とも言われる有名なヒルクライムスポットです。この和田峠は距離こそ短いものの平均勾配10%の厳しい上りが続く事で有名です。距離が短いので、峠初心者でも十分挑戦ができるとも言われていますが、初心者には完全制覇はたぶん無理です。この和田峠は難易度が高く「モンスター級」の別格ですよ〜!私は3年前に和田峠にマウンテンバイクでチャレンジしましたが、大惨敗してしまいました。今回はかなり鍛えましたのでロードバイクでリベンジしたいと思います。実は先月下見で和田峠に行って来ましたので二ケ月連続の激坂ヒルクライムです。
『甲州街道(国道20号)』
八王子の市街地から甲州街道を高尾方面に走行すると『陣馬高原』への分岐地点があります。和田峠は陣馬街道で陣馬高原を目指します。
『追分交差点』
この追分交差点から陣馬街道に入ります。
『陣馬街道』
甲州街道から陣馬街道に入り、なだらかな上り道が続きます。
『パン生活到着!』
陣馬街道沿いに良い匂いがする美味しいパン屋さんがあります。朝食を食べていませんので、この『パン生活』で朝食タイムです。
『パン生活』
東京都八王子市弐分方町4
営業時間:7:00~19:00
『牛肉ゴロっとカレー』
時間をかけてじっくり煮込んだ自家製カレーです。牛肉がゴロゴロとたっぷり入った人気商品みたいでしたのでこのパンを購入!
そしてコーヒー1杯が無料でもらえます。
外のテラス席へ移動~
それでは『牛肉ゴロっとカレー』頂きま〜す。
そして、再び陣馬街道を走行すると『美山通り』が出てきます。
高尾駅方面から来る場合は、この『美山通り』を使います。
『陣馬街道』
『美山通り』を過ぎると、車の交通量が一気に減ります。また、山が迫ってきた感じが出てきますが、まだこの辺はほとんど平地と一緒で楽々走行できます。
この辺りから紅葉も綺麗になってきました。
川沿いを気持ちよく走行できます。
『夕やけ小やけふれあいの里』
この『夕やけ小やけふれあいの里』はちょっとした休憩ポイントになります。
『夕やけ小やけふれあいの里』の駐車場の紅葉はめちゃめちゃ色づいていて綺麗でしたよ。
『夕やけ小やけふれあいの里』を過ぎると、左折ポイントがあります。
『T字路の分岐点』
一カ所だけ左折する『T字路』があります。道標もありますので、間違える事はないと思います。
左折すると道は狭くなります。
さらに道は狭くなりますが、この道なんとバス通りますよ。
『陣馬高原下停留所』
陣場山登山口となる西東京バスの終点のバス停です。トイレもありますのでヒルクライム前の休憩タイムです。
『陣馬亭』
バス停の目の前には、昭和の匂いがビンビンとするレトロな『陣馬亭』があります。もう何年も営業していないみたいですね。この陣馬亭から和田峠までは約3.5kmです。
『陣馬そば 山下屋』
「陣馬そば」は山下屋の「登録商標」で、この陣馬高原下「山下屋」でしか味わえないみたいです。
『陣馬そば 山下屋』
〒192-0156 東京都八王子市上恩方町3891
休憩タイムをおえいざ和田峠を目指して出陣です。陣馬高原下のバス停の先のY字路を右に曲がります。
『地獄の入口』
この入口ゲートからが本番です。それでは気合を入れて最大斜度20%を超えるとも言われる『地獄の門』を通過です。
この『地獄の門』から和田峠まではちょうど3kmです。
今回もシッティングでノロノロと登って行きます。最初は『7~9%くらいの勾配』ですが・・・
ちょっと走行すると勾配は段々ときつくなってきます。後半の劇坂に備え序盤はペースを抑えての走行です。
一旦緩やかな登坂に戻りますが・・・
すぐに勾配はまたきつくなってきます。目の前には、ワインディングが連続して押し寄せて、たまらず腰が上がってしまい、ダンシングに切り替えです。約500m進んだだけで酸欠状態~!そして、ギアを下げようにもスピードが遅すぎてうまく変速できないよ~。
『ぜえぜえ〜ハアハア〜』の連続で初心者には、心が折れそうなくらいすごい勾配の道が延々と続きましたが・・・
『和田峠まで残り2kmの看板!』
そろそろ半分くらい来ただろうと思ったところでしたが、スタート地点からまだ1kmしか進んでいませんでした。
足を休める区間がなく一気に息が上がって汗が吹き出すほどキツイ坂が続きます。距離は大してないはずなのに終わる気配が全くありません。
中盤〜終盤の1.5kmは勾配が10%から落ちる事はないと言われています。『辛い〜!』『キツイ〜!』『 疲れた~! 』『限界~!』『足ついて休憩したい~! 』和田峠恐るべしです。 今にも力尽きそうですがでも我慢・・・!
勾配も厳しいですが、曲がりの角度も強烈です。この辺から貧脚が悲鳴をあげ始め足に力が入らなくなってきました。ここから先は,本当に涙が出てくるほどの急斜度が続きます。
『和田峠唯一の絶景ポイント』
基本的に木々に囲まれた道ですが、1ヶ所だけ絶景ポイントがあります。ここまで激坂を頑張ってきましたが、ここでついに足をついてしまいました。
『激坂区間』
最後のつづら折りのコーナーは、かなり勾配があります。こんなところ自転車で登るって訳わかんね~!
和田峠は、最後の最後まで手を緩めてくれないです。
ゴール地点の『峠の茶屋』の屋根が見えてきました。最後の力を振り絞って『ダンシング』でラストスパ~トです!
『標高690m 和田峠到着〜! 』
心臓が破裂しそうなくらいの激坂で、到着後数分は『放心状態』です。距離は3kmと短いが本当にキツい坂でした。残念ですが、一度だけ足をついてしまいましたので、完全制覇は、また次回の楽しみにしたいです。
和田峠には、『峠の茶屋』がありますが、たぶん平日は営業していません。この『峠の茶屋』の横には駐車場がありますので、車でもこれますよ!
『藤野方面へ』
ココで折り返して戻る方もいますが、今回はこの先の裏和田(藤野側)をくだって今度は大垂水峠へ向かいます。
『裏和田のダウンヒルの風景』
下り坂も急勾配でかなりスピードがでますので、下る前にブレーキの確認が必要です。
最初は、勾配12%の下り坂が続きます。
見晴らしが良くなってきました。
『急勾配13%』
さらに猛烈な下りが続きます。
まだまだ急勾配の下り坂が続きます。
『急勾配12%』
最後の直線は勾配12%です。ブレーキのかけすぎで手が疲れてきました。
急な下り坂が終わるとお茶畑が広がってきます。
『小沢酒店』
こんな山奥に何故かお酒屋さんがありました。
『和田バス停』からの風景!
カラフルな紅葉が綺麗ですね~
陣馬山付近の山の紅葉も綺麗ですね。
『秘境!ラピュタ坂入口』
鎌沢入口のバス停付近から「ラピュタ坂」と呼ばれる平均斜度18%前後、最大斜度30%超という全長約800mの激坂を味わえるコースがあります。
ラピュタ坂のブログはこちらをご覧ください。
まだまだ下り坂は続きます。
『分岐地点』
藤野駅方面へ曲がります。
何故かいきなり登坂が始まりました。この登坂が終わるとトンネルがあります。
『沢井隧道』
トンネル内は部分的に狭くすれ違いが出来ないので車は交互に入ります。前から車が来ていない事を確認してからトンネルに入って下さい。
距離は2〜300mぐらいですかね。
『藤野駅』
トンネルをでるとすぐに『藤野駅』にでます。
藤野駅からは、甲州街道(国道20号)で相模湖方面へ曲がります。
『相模湖の紅葉風景』
『本日のランチ』
以前から気になっていました、相模湖湖畔のレストラン『てんすい』でランチタイムです。
『レストラン てんすい』
神奈川県相模原市緑区吉野641-1
042-687-5058
窓側の席は、もちろん相模湖が見れます。
『ランチメニュー』
左上がお勧めメニューと判断して『ハンバーグ』を選択!注文したのは『イタリアンハンバーグ』です。
『イタリアンハンバーグ』は、トマトソースのハンバーグだと思っていましたが、チーズハンバーグでした。思った以上にチーズがトロけてめちゃめちゃ美味しかったです。
八王子は直進ですが、右折して相模湖でちょっと休憩です。
『相模湖到着!』
記念撮影だけしてすぐに大垂水峠を目指して出発です。
相模湖側から大垂水峠を登るのは今回が初めてです。
和田峠の急勾配を走ったあとだったので、大垂水峠は割と楽に感じました。
『大垂水峠到着!』
『大垂水峠 標高392m』
この大垂水峠で神奈川県から東京都に入ります。
高尾山口駅までは、ダウンヒルです。
『高尾山口駅到着!』
高尾山口駅前のイチョウの木は紅葉が綺麗でした~!
平日なのに高尾山は、紅葉狩りのお客さんで大混雑~
お土産屋さんも大繁盛~
高尾山の紅葉も見頃ですね。
『高尾駅到着』
都内から来る方は、高尾駅から輸行袋を使って帰る方が多いみたいです。
『八王子のシンボル イチョウ並木』
高尾から追分までの甲州街道は見事なイチョウ並木になっています。八王子のイチョウ並木は『東海道の松並木』『日光の杉並木』と並ぶ日本三大並木の一つといわれ、八王子のシンボルなのです。~町田街道入り口の歩道橋から撮影~
では、この綺麗なイチョウ並木を見ながら帰宅しま〜す!
『西八王子駅付近』
西八王子駅付近のイチョウは、まだ若干緑が混じっていました。
『走行地図』
高尾山口駅手前でデーターが止まってしまいましたが、今回のコースは、一日で和田峠と大垂水峠の有名な峠を2カ所巡る事ができます。高尾駅も近くにあり、アクセスしやすい場所ですので、是非興味のある方はチャレンジしてみては如何でしょうか?
『標高グラフ』
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