まじこのブログ~50代日帰り登山日記!

関東周辺(東京・神奈川・山梨・埼玉)の初心者から中級者向けの難易度の低い登山ブログ!

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棒ノ折山初心者|日帰り登山|岩壁迫るゴルジュ帯!新緑眩しい棒ノ折山 スリル満点の沢登り白谷沢ルートに挑戦|駐車場大混雑|難易度中級

今回行きました棒ノ折山(別名:棒ノ折嶺、棒ノ峰、棒ノ嶺)は、東京奥多摩と埼玉県飯能市との境にある山です。東京都、埼玉県のどちらからも登山道があるのですが、飯能市にある『白谷沢ルート』が超~大人気コースだと言う事で、白谷沢ルートで行ってきました。標高は969mと低山ですが、この白谷沢ルートには他の山では味わえない魅力がたくさんあります。魅力とは『緑豊かなプチ沢登り体験』『迫力ある岩壁迫るゴルジュ帯』『山頂からの美しい眺望』と言った三拍子そろった体験が一度に味わえる事ができます。また、下山後すぐに日帰り温泉に入れるのも人気のポイントですね。都内からのアクセスも良く電車とバスで行くことも出来ます。すごくキレイで、絶景なので超~オススメのコースですよ。


※ ゴルジュ帯とは両側から岩壁が迫った渓谷の事です。


棒ノ折山(ぼうのおれやま)
エリア:埼玉県 標高:969m 時期:春 5月
難易度:★★★☆☆ お勧め度:★★★★★
登山レベル:中級者向け コースタイム(所要時間):約4時間30分
アクセス方法:車(八王子~さわらびの湯駐車場)
登山ルート:さわらびの湯駐車場~白谷沢登山口~棒ノ折山~白谷沢登山口~さわらびの湯駐車場


『さわらびの湯の駐車場』
駐車場到着!さわらびの湯の第3駐車場が登山者専用駐車場みたいです。駐車スペースも広くてなんと駐車場料金は無料です。


『公衆トイレ』
駐車場には、無料のトイレもあります。ちなみに棒ノ嶺には、途中トイレがないので、ここでトイレを必ず済ませてから出発する事をおすすめします。

『なぐりづえ』
トレッキングポール代わりに杖を借りられるみたいです。ただし、使用後は返却要ですので必ず持ち帰ってきて下さい。


それでは、まずは『白谷沢登山口』まで行きたいと思います。駐車場からゆるい坂道を登ります。棒の折山は、『飯能駅』 から『さわらびの湯』までバスでも行けますので都内からのアクセスも良く土日はかなり沢山の登山客が訪れます。


今日も天気が良く新緑が綺麗でテンションが上がってきました。『棒ノ折山』は登山を始めて一度は行ってみたい山の一つでしたとても楽しみです。今日はたまたま『棒ノ折山』に来たのではなく、最高の絶景を見る為に実はこの日を選びました。それは新緑が見れる5月で、もちろん天気が良く、午前中の気温と湿度が低めの今日のタイミングを最適な日として実は選びました。

歩いて行くとすぐに『有間ダム』が見えてきます。


『有間ダム』
5分ぐらいで有間ダムに到着です。


ダムの上を渡って名栗湖の湖岸に沿ってしばらく歩いて行きます。

『名栗湖』
天気が良いので名栗湖からの景色も最高ですね。


『白谷沢登山口』
ダムの上を渡ってから10分ぐらいで『白谷沢登山口』に到着です。ここが大人気の『白谷橋コース』のスタート地点です。棒ノ折山の登山届はこの『白谷沢登山口』で出します。それでは、登山開始です。ここから、比較的急な坂道が始まり棒の嶺までは3.3kmです。


登山道への入口からしばらくは杉林の中の林間コースを進みます。このコースの難易度は、中級者向けのコースです。


だんだんと沢の音が近づいてきて、左手に沢が見えてきます。

登山道を歩いて行くと、道の左手下に見えていた川が徐々に近づいてきて、最後は道と同じ高さになり道らしき道がなくなります。ここからが白谷沢ルートが人気と言われている理由である、沢登りのスタート地点です。一旦沢を渡ってプチ沢登り開始です。


正直な話『マジでここを進むの?』って一瞬思いましたが、この先道票もありますので道に迷うことはありません。


ここまで結構登って来ましたので汗が出て来ましたが、水の音が心地く涼しい感じが出て来ました。

沢に入ると今まで暑かったのですが、一気に涼しく感じるようになりました。やはり、沢はめちゃめちゃ涼しいです!


沢からの涼風がめちゃめちゃ気持ち良いです。


日差しが新緑に当たると更に綺麗ですね~!歩いても歩いても果てしなく素晴らしい新緑が続いていて、ホント棒ノ折山の沢登りは素晴らしいです。一見の価値ありですね。

このコースって格好若いカップルが多いのでデートコースなのですかね~?


水も透明度が高くとっても綺麗です。


結構道票がありますので安心です。『キケン✖』了解~!絶対に行きませんよ~!


岩場の登り坂を登って行きます。

ちょっと何か空気が変わって来ました~!


『ゴルジュ登場!』
沢登りをしばらく続けていくと両サイドから迫りくる岩壁が見えてきます。これが、このコースの一番の見どころ『ゴルジュ』です。まさに素晴らしい絶景です。なかなかの大迫力に圧巻ですね!多くの登山者は、この神秘的な世界のゴルジュを一目見るために頑張って多くの登山客が登ってきます。ちなみに最初のゴルジュは、『牢門』と呼ばれているそうです。


棒ノ折山には、このようなゴルジュが2箇所あります。『ゴルジュ』とは、この写真のような切り立った大きな岩壁にはさまれた狭い谷のことです。


目の前のゴルジュの間から心地よい風が流れてきてめちゃめちゃ気持ちい良いです。ゴルジュから流れる気持ちいい風にしばらく身動きが出来なくなりました。棒ノ折山のゴルジュ帯の絶景が綺麗すぎてこの場所を離れたくないのですが、この先も気になりますのでこの景色を目に焼き付けてから先に進みたいと思います!

それでは、ゴルジュ帯の核心部の中に進んで行きたいと思います。この岩壁の間の沢を右へ左へと渡り歩きながら登っていきます。


『ゴルジュ』を下から見上げるとこんな景色です。これまた新緑が綺麗で素晴らしい絶景ですね!


そして両サイドから迫りくる岩壁の間を通り抜けて岩から岩へと渡り歩きながら沢を登っていきます。この神秘的な空間でのプチ沢登りめちゃめちゃ楽しいです。さらに天気の良い日だと新緑に陽射しがあたりまさに絶景スポットですね。


そして綺麗な新緑の中を歩いて行きます。

ちょっとした滝も何カ所かにあります。


大自然の新緑の中を歩いて行くのは気持ち良いですね。新緑は、この時期にしか味わえないので今日来て本当に良かっと思います。


沢を交互に渡って行きます。

ちょっとした岩階段です。


第二『ゴルジュ』が見えてきました~!


これまた素晴らしい絶景ですね。

それでは、第二『ゴルジュ』の中に入って行きたいと思います。


第二『ゴルジュ』の中も素晴らしい大迫力の渓谷が待っていました!一歩ずつゆっくり歩いていけば問題無いです。

ゴルジュ内部はこんな感じになっていて、岩の上を伝って登っていきます。岩肌迫るアドベンチャー感があってめちゃめちゃ楽しいですね。


プチ沢登り最高ですね。そして幻想的な世界観に魅了されます。


『鎖場』
しばらく歩くと『ゴルジュ』の先には、急な岩場の階段があります。

この急な岩場を鎖を伝って登って行きます。距離は短いですが、斜度が結構あるのでゆっくり確実に進んでいきましょう。


この辺は結構急な岩場になりコースの一番急な岩場地帯になります。


岩場はまだまだ続きます。


ちょっと思ったのですが、雨の次の日は水量が増えてこのコースは危険ですね。


一旦歩きやすい道になり、『沢の音』『美しい新緑』まさに最高のロケーションが続きます。

日陰を歩くので暑さは全く感じません。


めちゃめちゃマイナスイオンを感じながら歩いて行きます。


ちょっとした階段を上ります。

この大自然の素晴らしい景色を見ながら歩いて行くと全く疲れを感じません。


『マムシに注意』了解~!


まだまだ新緑の中を歩いて行きます。

沢登りが終わりを迎えると今度は丸太の階段があります。


この階段はちょっと長めです。

『休憩所』
沢登りが終わると中間地点となり休憩所があります。初沢登りでしたが、めちゃめちゃ楽しかったです。


この休憩所から棒ノ嶺まで残り1.5kmです。


天気も良いので山頂からの景色が楽しみです。

それでは、山頂を目指したいと思います。『休憩所』の先からはちょっときつい急坂が続きます。


階段を登りまた急な登り坂になります。


緩やかな登り坂になりますので階段で疲れた疲労を回復できます。

『岩茸石』
少し歩いて行くと巨大な岩が現れます。これは岩茸石と呼ばれる巨石です。『岩茸石』は分岐点になっていますので、ゴンジリ峠、棒ノ嶺方面へ向かいます。


まずは階段を登って行きます。


進んで行くと、今度は木の根がめちゃめちゃ凄い上り坂があります。

この木の根が張り巡らされた尾根を登っていきま~す。


急な登りになりまだまだ続きます。


そして丸太の階段が続き、ここから先はさらに勾配が急になってきます。

ちょっときついですが頑張れ~!


まだまだ階段は続きます。


この階段は壊れているみたいですが、安心して下さい初めからこの形でセットしてあるみたいです。

『ゴンジリ峠』
息を切らしながら丸太の階段を上りきるとゴンジリ峠に到着します。結構丸太の階段はきついので休憩するベンチがかなりありました。


『ゴンジリ峠』で記念撮影~!ここまでくれば山頂までもう少しです。


尾根沿いを歩いて行きます。

また、木の根っこゾーンですが山頂へと向かう最後の斜面です。


空が見えて来ました~!まもなく頂上ですかね~!


この先は間違いなく山頂ですね~!

やった~景色が開けた~!そして山頂が見えてきました!棒ノ折山(棒ノ嶺)山頂です。


『棒ノ折山』
標高969m 『棒ノ折山』到着です。駐車場から2時間30分で到着です。


更にもう一枚記念撮影~!

テーブルや椅子などもいくつかあり昼食を食べるのに最適です。


頂上は結構広いですよ~!

それでは、山頂からの景色を見たいと思います。


『山頂からの絶景』
ますは左側(北側)には、赤城山が見えます。


正面には東松山市街と遠くに筑波山が見えます。

右側(東側)には、所沢市街と遠くに新宿副都心が見えます。山頂からの景色は見晴らしが良く最高ですね。


『下山開始』
それでは下山開始です。


岩茸石までは同じ道を下ります。

イロハカエデの新緑がめちゃめちゃ綺麗でしたよ~!


『イロハカエデの説明』


尾根の右と左では違った木が生えています。

上から見ると登ってきた階段は結構傾斜がありました。


『岩茸石の分岐点』
行きと同じ道で権次入峠を過ぎ岩茸石まで戻って来ました!


『岩茸石』

『岩茸石』は裏側から登れるみたいでしたので、カメラのタイマーを10秒に設定してちょっと登って記念撮影~!


この『岩茸石の分岐点』は、めちゃめちゃわかりにくいのですが、この岩茸石の奥の左側が通れるようになっていて、狭い空間を進んでいくと道があります。この先が、下山道の定番の『滝ノ平尾根コース』です。ここから先は『河又』方面に進んで行くと『さわらびの湯』の駐車場に帰れますが、この先は、景色が変わらない単調な山道がずっと続きひたすら尾根道を歩くみたいですので、それならあのゴルジュの感動をもう一度味わいたいので、行きと同じ白谷沢コースで逆ゴルジュ体験をしたいと思います。


続々と登山客が上がってきました。

おそらくバスで来られた方が登ってこられたのですね。


休憩所まで戻ってきました。


それでは、今度は『沢下り』に行きたいと思います。

次から次へと登山客が登って来ます。


やはり大人気コースなんですね。


『ロープ場』
行きは気がつきませんでしたが、崖をロープで下ります。降りるのはちょっと怖いですよ~!でもアスレチック気分で楽しいです。


この時間帯は、子供を連れて家族で来られている方も多かったです。


ちょっとした問題が発覚しました!登って来られれる方が多いのでなかなか下ることができません。

『ゴルジュ』が見えてきました。


しかもこのタイミングで一気に登山客が減りました。


鎖場の階段です。

登山客が少ないうちにゴルジュの中を下って行きます。


やはり涼しくて気持ち良いです。


しばらく登山客が少なかったですが


また一気に大勢の登山客が登ってきました。


反対から見るゴルジュも最高ですね。

なかなか下ることができないのでゴルジュを見ながらちょっと休憩です。


確かにこのポイントはちょっと勾配がきついので渋滞するポイントですね。


渋滞が解消してきたので、下りたいと思います。

またまた渋滞です。


渋滞の原因は、よくわかりませんがこれです。


キリがないのでタイミングをみて下りました。

やはり絶景のゴルジュ最高ですね。


見納めの最後のゴルジュです。

ゴルジュをバックに記念撮影~!


まだまだ沢山の登山客が登ってきます。


ここって登山口から数十分しか登っていない場所ですが何故か休憩する方が多かったです。

やはり若いカップルが多いです。頑張れ~


下山完了~!名栗湖まで戻てきました。


それでは、駐車場まで戻りたいと思います。

バイクでツーリングに来られている方も多かったです。


駐車場到着!もちろん駐車場は満車です。


『さわらびの湯』
そして『さわらびの湯』到着です。最後はもちろん「さわらびの湯」で温泉に入り、登山の疲れを癒して帰ります。

入館料は800円です。


さわらびの湯
埼玉県飯能市大字下名栗685
Tel:042-979-1212


今日も日帰り登山&ハイキングを無事に楽しむ事が出来ました~!やはり棒ノ折山は、新緑が綺麗な4月から5月がお勧めですね。棒ノ折山は、プチ沢登りが有名でさらに【岩壁迫るゴルジュ帯!】も絶景だと聞いていましたが、噂通りの『とてもきれいな新緑あふれる景色』と『涼風感がある沢登り』と『神秘的なゴルジュ帯!』を見る事ができて大満足出来ました!このコースは登山口から山頂まで3.3kmですので初心者の方も楽しめますよ。


初めて行く山は、登山ブログやヤマレコ、ヤマケイオンラインなどのサイトでアクセス方法やコース地図、駐車場、トイレ、難易度、混雑、山小屋、温泉、遭難などの情報を勉強して行くと更に登山が安心安全に楽しめますので是非皆さんも予習して登山を更に楽しんで下さい。また、初心者にお勧めの【登山ガイド特集】を作りましたのでこちらも役立つ情報が満載ですので是非ご覧ください。


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