まじこのブログ~50代日帰り登山日記!

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八ヶ岳 赤岳|美濃戸口駐車場から絶景を求めて八ヶ岳連峰最高峰に初心者日帰り単独登山に挑戦!

長野県にある赤岳に日帰り登山に行って来ました!赤岳は、長野県南佐久郡南牧村、諏訪郡原村、茅野市、山梨県北杜市にまたがる八ヶ岳主峰の標高2,899 mの山です。そして、八ヶ岳連峰の最高峰として日本百名山にも選ばれています。山名は山肌が赤褐色であることに由来し、山頂は南峰と北峰に分かれています。八ヶ岳初心者は山小屋に一泊するのが
基本ですが、今回はコロナの影響で日帰り登山に挑戦です。また八ヶ岳はいくつもの登山道がありますが、今回は八ヶ岳初心者ですので一番メジャーな美濃戸口から登る初心者コースにしました。それでは、日本百名山の赤岳をご覧ください。


赤岳(あかだけ)
エリア:長野県 標高:2,899m 時期:夏  8月4日
登山レベル:中級者向け
難易度:★★★☆☆ お勧め度:★★★★★
登山口:美濃戸
登山ルート:赤岳山荘駐車場~南沢コース~行者小屋~地蔵尾根~赤岳~文三郎尾根~行者小屋~北沢コース(赤岳鉱泉)~赤岳山荘駐車場
コースタイム(所要時間):7時間45分


美濃戸口 駐車場 八ヶ岳山荘

『美濃戸口駐車場』
5時7分 美濃戸口駐車場がある標高1,502mの八ヶ岳山荘に到着です。この駐車場は500円で約150台駐車ができですが登山口まで林道を約3km(約40~50分)歩く事になりますのでこの先の赤岳山荘の駐車場まで行ってみたいと思います。


美濃戸登山口補導所

ちなみに八ヶ岳山荘には、美濃戸登山口補導所があり登山届を提出できます。今回は、この場所で登山届を書いて提出しました。

それでは、赤岳山荘駐車場を目指して再度車で移動したいと思います。ちなみに美濃戸口と赤岳山荘までの林道は舗装がされていないのでそこそこ悪路の林道を進んで行きます。この先道が狭いので対向車が来ないことを祈って進んで行きたいと思います。


赤岳山荘

『赤岳山荘』
5時30分 標高1,700m「赤岳山荘」に到着です。この赤岳山荘まで車で来ると赤岳山荘のお店の方が店内から出てきて、駐車場の説明をしてくれます。ちなみに赤岳山荘の駐車場は、深夜に来ても帰りに駐車料金を払えば駐車可能だそうです。


赤岳山荘 駐車場

『赤岳山荘駐車場』
赤岳山荘駐車場は、登山口に一番近い駐車場で約80台駐車できます。この駐車場の料金は1,000円です。ちなみに赤岳山荘駐車場が満車の場合は、すぐ手前にある「やまのこ村駐車場」も駐車料金1,000円で約70台駐車できます。私の車は軽自動車でしたのでなんとか大丈夫でしたが、普通車や車高の低い車は赤岳山荘まで行くのは大変だと思いましたが、結構普通車が駐車されていました。


赤岳山荘
長野県茅野市玉川 7693-26
電話:0266-74-2272


やまのこ村
長野県茅野市玉川7693
電話: 0266-74-2274

美濃戸口登山口

『美濃戸口登山口』
赤岳山荘から美濃戸登山口がありますが、登山口と呼べる場所はこの先の美濃戸山荘にあります。 それでは6時00分まずは美濃戸山荘を目指したいと思います。すでに標高1,700mまで車できましたので赤岳(標高:2,899m)まで残り標高1,200m頑張って登って行きたいと思います。今回のコースは、休憩込みで赤岳山頂まで約4時間の計算ですので赤岳山頂到着時間は10時前後の予定です。


赤岳山荘から先も林道ですが、この橋から先は車両進入禁止みたいです。


美濃戸山荘

『美濃戸山荘』
6時8分 赤岳山荘駐車場から約300m進んで行くと標高 1,760mの美濃戸山荘に到着します。

そしてこの美濃戸山荘から分岐地点になります。


どちらのコースでも次のチェックポイントの「行者小屋」に行けますが、今回は行きは「南沢ルート(近道)」で登り、帰りは「赤岳鉱泉を経由する北沢ルート」で下っていきたいと思います。それでは、「南沢ルート」でまずは「行者小屋」を目指したいと思います。

南沢ルートはスタートから川沿いを歩き、そして森林の中を歩いて行きますのであまり夏の暑さを感じることはありません。


そしてこんな感じの登山道を登って行きます。久々の日本百名山の登山ですのでめちゃめちゃドキドキ・わくわくしています。


橋が設置されよく整備されたコースですので安心して進んで行けます。

この辺りは登山道の両脇にロープが張られていて道に迷う心配はありません。


行者小屋までは急坂がありませんが、美濃戸登山口から3.8kmを約2時間かけて標高を約600m上げて行きますので運動不足の方には結構大変ですよ。


出発前は雲っていましたが、青空が見えてきました。基本南沢ルートは樹林帯の中を歩きますので眺望は全くありませんのでひたすら行者小屋を目指すのみです。

しばらく進んで行くとゴロゴロと大きな岩があり歩きにくくなります。


八ヶ岳といえばやはり素晴らしい苔ですよね。そして夏の八ヶ岳の森は、コケに覆われ神秘的な景色を楽しむ事ができます。


どんどん進んで行きます。

そして水は流れていませんでしたが沢っぽい中を進んで行きます。南沢ルートではこの場所だけちょっと道に迷いました。


この「南沢ルート」は、行者小屋まで道票はございませんのでちょっとドキドキしながら進んで行きます。


樹林帯を抜けると前方の視界が良くなります。ここまで来れば行者小屋はまもなくです。

行者小屋

『行者小屋』
7時50分 駐車場から1時間50分で標高2,350m行者小屋に到着です。この行者小屋は、赤岳までの中間点地で多くの登山客でにぎわいますが本日は平日ですので全く登山客はいませんでした。ちなみに「美濃戸登山口から行者小屋までのコースタイムは約2時間」「行者小屋から赤岳までのコースタイムも約2時間」と言われていますのでちょうど中間地点での休憩ができます。


行者小屋の広場には、水場もありますので水分補給もできます。


行者小屋の広場から赤岳が見れますが、上空は曇っていました。そしてこの行者小屋から「地蔵尾根」と「文三郎道」の分岐地点になります。ちなみに「文三郎道」は長い階段が続きますのでこの長い階段を登りで登るか、下山で下るかの選択になります。考えた結果今回は、行きは「地蔵尾根」で登り、帰りは「文三郎道」の時計回りのコースで行きたいと思います。

8時10分 それでは、行者小屋の裏側を抜けて、地蔵尾根で登山再開したいと思います。ちなみに行者小屋から稜線(地蔵の頭)までは、標高差約350mの急登コースを一気に登ります。


しばらく登って行くと勾配が一気に急になってきました。


次に「ハシゴ」が見えてきます。しっかりと作ってあるので問題なく登って行けます。

登山道は整備されていますので安心して登って行けます。


高い木が少なくなり森林限界が近くなってきました。


「階段コース」と「ハシゴコース」です。もちろん右側の手すり付きの階段で登りました!

階段を登り終えるとちょっとした見晴らし台があり、行者小屋が小さく見えます。そして登山道はどんどん険しくなっていきます。


ここの階段はめちゃめちゃ小さい階段でした!


この辺りが地蔵尾根の難所ですが、ゆっくり登って行けば問題ありません。

更に登って行くと登山道は岩肌を進んで行きます。


そして地蔵尾根の途中に、尾根の由来になったお地蔵さんがあります。


横岳方面の景色です。なかなかの絶景ですね。

そして標高を上げて行くと空気が薄くなってきますので、ゆっくり一歩一歩登っていきます。

この辺りもかなり急斜面ですが問題なく進んで行けます。


権現岳方面の景色も最高ですね!

そしてゴツゴツとした岩場が続きますが、足場がしっかりしていますので鎖を使わなくても登れます。


地蔵の頭

『地蔵の頭』
9時10分 地蔵の頭に到着です。この地蔵の頭は、「横岳」と「赤岳」の分岐地点になります。


この「地蔵の頭」からの稜線の先には、素晴らしい赤岳山頂が目の前にはっきり見えてテンションが上がると言われていますが、今回は全く見えず疲れもピークに達してテンションが下がりました。それでは、次のチェックポイントの赤岳展望荘を目指して登っていきたいと思います。

尾根の左側からガスがドンドン発生していました。尾根の右側と左側は別世界です。ガスっていなければ赤岳の左側には、富士山が見えるそうですよ。


赤岳展望荘

『赤岳展望荘』
9時15分 駐車場から3時間15分で赤岳展望荘に到着です。


赤岳展望荘

赤岳展望荘にはベンチがありましたのでちょっと休憩したいと思います。

赤岳展望荘のベンチからの景色はこんな感じです。行者小屋がポツンと小さく見えます。


それでは、赤岳頂上を目指して最後の登りを楽しみたいと思います。


赤岳展望荘からは斜面が更に急になりますので結構登るのに時間がかかりました。

急斜面ですのでつづら折りに少しずつゆっくり登って行きます。


まだまだ登って行きます。

直線のかなり急斜面ですが、登山道の右側には鎖がありますので、問題なく登って行けます。


この辺りの登山道は狭いですが鎖がありますので安心して進んで行けます。


高山植物発見です。ちょっと休憩〜!

山頂手前の赤岳頂上山荘が見えてきました。


『赤岳北峰』
10時00分 赤岳北峰に到着です。


赤岳頂上山荘

『赤岳頂上山荘』
赤岳北峰には、赤岳頂上山荘があります。このコースは、山荘が多いので登山初心者の方には助かりますね。

そして赤岳頂上山荘の脇を抜ければ赤岳山頂はもうすぐですがめちゃめちゃガスっています。


赤岳山頂

『赤岳山頂』
10時3分 駐車場から4時間3分で日本百名山 八ヶ岳連峰最高峰の標高2,899m 赤岳山頂に到着です。登頂の達成感はありましたが、ガスって展望はゼロです。


赤岳は、八ヶ岳を代表する人気の山ですが山頂はめちゃめちゃ狭いです。

しかも狭い山頂には、赤嶽神社の小祠があり休憩する場所はほぼありませんでした。


文三郎道

10時30分 それでは下山開始です。下山コースは、文三郎道ルートで「行者小屋」を目指したいと思います。


文三郎道

山頂直下は、ハシゴを使って下りて行きます。

文三郎道

まだまだハシゴを使って下りていきます。ハシゴは登る方も使いますので譲り合いながら下りていきます。


竜頭峰分岐

『竜頭峰分岐』
中岳・文三郎尾根方面に進んで行きます。文三郎道ルートは、いくつか分岐地点がありますが、道票に従って進んで行けば問題ありません。


文三郎尾根

こちらの文三郎尾根もなかなか険しい登山道を下りていきます。

文三郎尾根

まだまだ岩場を下りていきます。


キレット分岐

『キレット分岐』
中岳・文三郎尾根方面に進んで行きます。


霧の中をどんどん下っていきます。

文三郎尾根分岐

『文三郎尾根分岐』
文三郎尾根・美濃戸方面に進んで行きます。


文三郎尾根

そして文三郎尾根分岐からは、ひたすら階段を下りて行きます。

階段には、マムートのマンモスマークが一段一段にありました。

霧が晴れてきて行者小屋が小さく見えてきました。


権現岳方面の景色も最高ですね!


文三郎尾根

どんどん階段を下りていきます。

文三郎尾根

まだまだ階段を下りていきます。


文三郎尾根

更に下りていきます。

文三郎尾根

そして樹林帯の中に入っていきます。


阿弥陀岳分岐

『阿弥陀岳分岐』
美濃戸(南沢)方面に進んでいきます。


そして行者小屋まではこんな感じの登山道を進んでいきます。

行者小屋

『行者小屋』
11時40分 赤岳山頂から1時間10分で行者小屋に到着です。行者小屋は、「これから登る人」と「下山してきた人」で賑わっているはずでしたが、この時間でも全く登山客はいませんでした。それでは山頂は狭くてゆっくり休憩ができませんでしたので、この行者小屋でランチタイムにしたいと思います。


今回は赤岳山頂で記念撮影ができなかったので、行者小屋から赤岳をバックに記念撮影~!


12時10分 それでは行者小屋からは、「北沢ルート」で「美濃戸登山口」まで戻りたいと思います。

北沢ルート

最初はこんな感じの登山道を進んでいきます。そしていきなり前方に「鹿」が出現!


めちゃめちゃ私の方をみてました。

北沢ルート

そしてどんどん下って行きます。


ヘリポート通過~!


赤岳鉱泉

『赤岳鉱泉』
12時30分 赤岳鉱泉に到着です。

赤岳鉱泉

この「赤岳鉱泉」では、軽食を楽しむことができます。


「缶ビール」や「氷結」や「ペットボトル」も販売されていましたが、めちゃめちゃ高いですね?


赤岳鉱泉から先は沢沿いを下っていきます。

赤岳だから沢が赤いのですかね?


北沢ルート

北沢ルートの苔も綺麗です。


北沢ルート

そしてこの北沢ルートは、何度も何度も橋を渡っていきます。

北沢ルート

登山道はロープで整備されていますので安心して進んで行けます。


北沢ルート

そしてこの橋の先から気持ち良い登山道が始まります。


北沢ルート

なんと木の橋で沢沿いを歩いて行けます。

北沢ルート

めちゃめちゃ水量があって涼しい感じです。マイナスイオンを浴びている感じで最高です。


北沢ルート

登りからの景色はこんな感じです。

北沢ルート

晴れていると緑も最高に綺麗ですね。


北沢ルート

そして沢沿いをどんどん進んで行きます。


北沢ルート

登りの景色はこんな感じです。行きの南沢ルートは全く景色がありませんでしたので、この北沢ルートの登山道は開放感があり、めちゃめちゃ沢の景色を楽しみながら歩けます。

北沢ルート

更に橋をわたって行きます。


一旦ちょっとだけ樹林帯の中に入ります。


そして沢沿いを更に進んで行きます。

堰堤広場

『堰堤広場』
13時15分 この橋で気持ち良い沢沿いの登山道は終了します。そして車道(砂利道)を進んで行きます。


景色が変わらない林道を駐車場まで約30分歩き続けます。

美濃戸山荘

『美濃戸山荘』
13時41分 美濃戸山荘まで戻ってきました。北沢コースは、距離はちょっと長いですが急坂がないので八ヶ岳初心者にお勧めのコースです。それでは、この先の赤岳山荘駐車場まで戻りたいと思います。


この橋を渡ればゴールの駐車場です。


赤岳山荘 駐車場

『赤岳山荘駐車場』
13時45分 赤岳山頂から3時間15分で赤岳山荘駐車場まで無事戻って来れました!そして今回のコースタイム(所要時間)は、7時間45分でした。


今回も日帰り登山&ハイキングを無事に楽しむ事が出来ました~!今回のコースは、登山道が整備されていましたので安心して登山を楽しむ事ができました!また、稜線からの感動的な景色が見れませんでしたので、またチャレンジしたいと思います。


初めて行く山は、登山ブログやヤマップ、ヤマレコ、ヤマケイオンラインなどのサイトでアクセス方法やコース地図、駐車場、トイレ、難易度、混雑、山小屋、温泉、遭難などの情報を勉強して行くと更に登山が安心安全に楽しめますので是非皆さんも予習して登山を更に楽しんで下さい。また、初心者にお勧めの【登山ガイド特集】を作りましたのでこちらも役立つ情報が満載ですので是非ご覧ください。


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