まじこのブログ~50代日帰り登山日記!

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鍋割山日帰り|初心者登山|大倉から鍋割山名物絶品鍋焼きうどんを食べに鍋割山に挑戦|駐車場大混雑|温泉漫喫|難易度中級【紅葉編】

鍋割山

秋を満喫したいと思い、神奈川県の丹沢にある鍋割山に日帰り登山に行って来ました。鍋割山は、丹沢大山国定公園に含まれ、丹沢山地の南部に聳える標高1,273mの山で、都心(東京)からのアクセスの良さからも多くの登山者が訪れる人気の山です。 そして今回の楽しみは、秋を満喫と言う事で『紅葉を見ながらの登山』と登山者達では超~有名な『鍋割山荘の温まる鍋焼きうどん』を食べる事です。大勢のハイカーが絶品の鍋焼きうどんを求めて鍋割山山頂を目指しますので、私も鍋焼きうどんを目指してLET'S GO~!!


鍋割山(なべわりやま)
エリア:神奈川県 標高:1,272m 時期:秋 11月
難易度:★★★☆☆ お勧め度:★★★☆☆
登山レベル:中級者向け
コースタイム(所要時間):7時間25分
登山ルート:大倉バス停~鍋割山~金冷やし~大倉バス停
アクセス方法:電車~バス(八王子駅~渋沢駅~大倉バス亭)


丹沢・大山フリーパス

『丹沢・大山フリーパス』
7時35分 八王子から電車で町田駅到着です!今回は、紅葉シーズンですので駐車場が心配でしたので電車とバスで登山口まで行きました。丹沢のハイキングで小田急線(電車)とバスを使うなら乗り放題フリーパスが断然お得ですので、今回も小田急町田駅で『丹沢・大山フリーパスB』を購入しました。『丹沢・大山フリーパス


丹沢・大山フリーパス

これが『丹沢・大山フリーパスB』です。帰りに日帰り温泉に寄る場合は、この『丹沢・大山フリーパスB』を買った方が断然お買い得ですよ!

『渋沢駅前バス停』
8時33分 渋沢駅到着です!そして鍋割山の登山口がある『大倉』行きのバス停に並びます。さすが紅葉シーズンの休日ですのでバス亭には登山客の方がかなり並んでしました!


8時46分発のバスに乗り込み大倉バス停を目指します。

大倉バス亭

『大倉バス亭』
9時00分 渋沢駅から14分ほどで大倉バス亭到着です!この大倉バス停の標高は290mですので、鍋割山(標高1,273m)までの標高差は983mと結構あります。そして、このバス停には無料の公衆トイレがありますので、必ず寄ってから登山開始する事をお勧めします!


駐車場

ちなみに9時の駐車場状況は、かなり満車でしたがまだ奥の方が空いているみたいでした!


9時5分  それでは鍋割山名物絶品鍋焼きうどんを目指して登山開始です。大倉バス停からは、大倉尾根(通称バカ尾根)から塔ノ岳に向かう登山道が有名ですが、今回は、鍋割山・二俣方面に進みます。ちなみに鍋割山までのコースは『大倉~二俣~後沢乗越~鍋割山』の7.6kmのルートで行きたいと思います。

最初は、民家や畑などがある舗装道を歩いて行きます。鍋割山を目指すルートは、『表丹沢県民の森~鍋割山』『寄~鍋割山』『ヤビツ峠~鍋割山』などがありますが、今回のこの『大倉バス亭~鍋割山』のコースが一般的なルートになります。


道なりにしばらく舗装道を5~6分ぐらい歩いて行くと左側に道票がありますので左の細い道に入って行きます。


こんなアスファルトの道ですが、ここが登山口ですかね?

しばらく歩いて行くと西山林道になります。


すぐにシカなどの侵入防止扉がありますので、開けたら必ず閉めて下さい。


更に道なりに歩いて行くとT字路にでますので右に曲がります。ここから二股分岐まで3.4kmで50分だそうです。

この先は緩やかな道が続きますのでどんどん進んで行きます。


この辺りはまだ紅葉はちょっと早いみたいですね~


ですが11月中旬ですので徐々に紅葉が始まってきてテンションが上がってきました!

山腹はかなり紅葉が綺麗ですのでこの先がめちゃめちゃ楽しみです。


まさに二股の分かれ道がありましたが、二股はもうちょっと先みたいです。


『胸像』
そしていきなり『胸像』が現れました。日本山岳連盟を設立した尾関廣さんみたいです。

そして川沿いを歩いて行きます。


『二俣』
10時5分 大倉バス亭から1時間で『二俣』に到着です。この『二俣』の道票の下には、ヤマビル対策の塩が置かれていました!


そして「鍋割山稜0」という表示が出てきました。鍋割山までの道は所々にこんな感じの道票がありますので、道に迷うことはありませんよ~!ちなみに鍋割山山頂は3.6km先の「鍋割山稜11番」になります。それでは鍋割山(後沢乗越)方面に進んで行きたいと思います。

しばらく歩いて行くと川がありますので橋を渡ります。この橋は、結構ゆらゆら揺れますのでスリル満点ですよ~!


そして分岐がありますが直進の鍋割山方面に進んで行きます。


緩やかな道をどんどん歩いて行きます。

川沿いのこの辺りの道はまだ緩やかな道ですので気持ちよく歩いて行けます。


そして小石の道に変わっていきます。


本沢に到着です。またゆらゆらした木の橋を渡って行きます。

ちょっと登坂になりますが全く問題ないです。


『ミズヒ沢』
また川がありますので橋を渡って行きます。


ここまでは、キツイ道もなくめちゃめちゃ緩やかな道をハイキング気分で歩いてこれましたが、この階段の先から登坂が始まりいよいよ本格的な登山開始です。

そして階段を登るとプチ沢登開始です!沢を10mぐらい登って行きます。


すぐに沢登りは終了します!そしてここから階段が始まります!


登坂をどんどん登って行き一気に標高を上げて行きます。

やはり登り坂になると体が一気に熱くなり汗をかいてきました!


ちょっとだけガレた登坂を登って行きます。


そしていよいよキツイ急坂の登坂が始まります。

なかなかの急な登坂が続き息が上がってきました。この登坂の先は、尾根沿いに出そうな感じですが結構この登坂めちゃめちゃきついですよ~!


そしていよいよ尾根にでます。


『後沢乗越』
10時45分 後沢乗越分岐点到着です。後沢乗越から先は鍋割山まで一本道になりますので道に迷うことはありません。ちなみにここから山頂までは残り1.7kmですが、まだ約1時間ぐらいかかるみたいですよ。

皆さんきつい急坂を登りきったので、この後沢乗越分岐点のちょっとした広場で休憩タイムです。


この辺りも色鮮やかな紅葉が綺麗でしたよ~


それでは、鍋割山を目指して登山開始です。

ですが後沢乗越分岐からの登りは結構長めできついですので一歩一歩確実に登って行きましょう。


紅葉が綺麗ですが、登坂がきついのであまり見る余裕はないです。


まだまだ登坂は続きます。

登り坂がきついですが鍋焼きうどんを食べる為に頑張って登って行きます。


そしてこの先に何かが有りそうです。


ちょっとした広場があり大勢の方が休憩タイムをしていました。私は、鍋割山名物絶品鍋焼きうどんを食べたいのでこの場所では休憩なしで先に進みました!ちなみに鍋焼きうどんは、数に限りがありますので、売り切れ次第営業終了みたいですよ~!

尾根沿いは所々平坦な場所がありますので、休憩するポイントがあります。


この辺りは紅葉の見頃ですね~!


紅葉が綺麗ですが登坂はまだまだ続きます。

標高を上げて行くと徐々に葉っぱが少なくなってきました!この辺りからは紅葉は終了ですね。


そして鍋割山まで残り『0.8km』地点まで来ました!


ですがここからが結構長く感じました!

登り坂の連発でかなり膝がきつくなってきました!


そして展望が開けてきました!小田原方面の街が広がり、その先には真鶴半島や伊豆半島が見えます。この絶景を見てテンションが上がり疲れが吹っ飛びました~!


ですが容赦なく登坂はまだまだ続きます。

空も近くなりそろそろ山頂の雰囲気ですがまだ山頂は先です。


いよいよ山頂直下の階段が登場です。


この階段を登って行くとまもなく山頂です!

道幅が少しずつ狭くなってくると山頂が見えてきますのでラストスパートです。


『鍋割山』
11時45分 ついに標高1,273m鍋割山山頂到着です。ここまで『大倉バス亭』から2時間40分で到着です。そして鍋割山山荘は、鍋焼きうどんを求める大行列ができていました。みんな鍋焼きうどんを食べる為にここまで頑張って登って来ます!紅葉のピーク時には1時間待つこともあるみたいですので休憩なしでこのままこの大行列に並ぶ事にしました!


待っている間は、鍋焼きうどんをゲットした方の美味しそうな匂いがめちゃめちゃします。

だんだん鍋割山荘が近づいてきました!


山頂は秋の景色で、待っている間はちょっと肌寒かったです。


鍋割山荘

いよいよあともう少しで、鍋割山荘に入れます。


【鍋割山荘】
平日の営業時間:AM10:00~PM2:30オーダーストップ13:30前後
休日の営業時間は、『鍋焼きうどん』が売り切れ次第営業終了みたいです。

鍋割山荘の中は、鍋焼きうどんを注文する人や食べ終わってどんぶりを返却する方ですごい事になっていました!


山荘の中に入るにはリュックサックなどの荷物は持ち込み禁止ですのでリュックサックを置いてから山荘の中に入って下さい。

まず山荘の中の一番奥のカウンターまで行って名前と「鍋焼きうどん」の注文個数を記入しますが、なかなか前に進みません!その後名前が呼ばれるまで小屋の中で待ちます。


鍋焼きうどんはカセットコンロでどんどん調理されていました。そして蓋の上には『卵』です。この卵が良い感じの『半熟玉子』になるみたいですよ。


どんどん鍋焼きうどんを作っています。

小屋の中はストーブが4台ついていますのでかなり暖かいです。そして山荘の中の一番奥のカウンターまで行って名前を書いて、名前を呼ばれたら1,000円払って「鍋焼きうどん」がGETできます!


鍋焼きうどん

『鍋焼きうどん』
12時20分 これが登山者の憧れの鍋割山荘の熱々「鍋焼きうどん」です。今回は35分待ってゲットです。登山者であれば一度は食べなければならない一品です。なかなかのボリュームの鍋焼きうどんですね~!カボチャの天ぷら、なると、油揚げ、ほうれん草、3種類のキノコ、ネギなど具だくさんです。さらに半熟玉子が入っていてめちゃめちゃ美味しそうです!


鍋焼きうどん

それでは七味をかけていただきま~す。この『鍋焼きうどん』の味は、頑張って登った者しか味わえない素晴らしい味ですね!そしてこの味は疲れが癒されます。今までの山頂での食事は、持参のおにぎりでしたが、たまにはこういうのもいいですね。

山頂にいる人の半分ぐらいの方が鍋焼きうどんを食べています。やはり皆さんこの『鍋焼きうどん』目当てに頑張って登って来るのですね。そして標高1,272mから見る相模湾は絶景です。これだけ綺麗に海を眺められる山はあまり無いみたいです。登山客はこの絶景を見ながら絶品の鍋焼きうどんを食べる為に鍋割山まで頑張って登って来るのですね。今この瞬間最高の気分です!


鍋割山山頂は、開放的な芝生がありますので、皆さんレジャーシートを広げてゆっくり『鍋焼きうどん』の味を楽しんでいます。


鍋割山荘

そして『鍋焼きうどん』の容器を返却したいのですが、まだまだ大行列は続いていました!

鍋割山荘

ようやくちょっと落ち着いたので『鍋焼きうどん』の容器を返却しに行きました!


そして、なんと12時45分『鍋焼きうどん』売り切れ完売です。1時間到着が遅かったら『鍋焼きうどん』を食べる事が出来ませんでした!『鍋焼きうどん』を食べたい方は必ず12時前には、登頂できる事をお勧めします!


それでは、山頂で記念撮影をしたいと思います。

鍋割山

標高1,272m鍋割山で記念撮影~!


海側の景色も絶景でしたが、こちらの山側の景色も最高ですね~!


芝生で寝ころんで休憩する方が結構いました!

山頂は有料ですがトイレもあります。


鍋割山No.11発見~!


13時00分 それでは、お腹も満たされたので下山開始したいと思います。鍋割山からは、行きと違う道の2.2km先の金冷やしを目指したいと思います。

まずはどんどん下って行きます。


金冷やしまでは、結構アップダウンが激しいので下山って感じは全くしません!

逆に登りの方が多い感じです。


この尾根からの展望もめちゃめちゃ最高です。


『小丸尾根分岐』
13時25分 この小丸尾根から下山するのが最短ルートで下山できますが、今回は金冷やしまで行って『大倉尾根』から下山したいと思います。

『大倉尾根』が見えてきました!一番手前にある尾根が『大倉尾根』です。


また一気に下ると言う事は間違えなく登り返しが有りますよね~!


予想通りすぐに登り返しが待っていました!

どんどん登て行きます。


まだまだ登って行きます。


『金冷やし』
13時40分 大倉尾根への分岐点『金冷やし』に到着です!鍋割山から『金冷やし』まで2.2kmを40分で行くことがでました!そしてここが今日の最高地点です。

この『金冷やし』から0.6kmで丹沢人気No.1の塔ノ岳まで行く事がでますが、今回はここまで来るのにかなり疲れたのでこのまま大倉尾根で下山したいと思います。


この大倉尾根は、塔ノ岳からの下山者と合流しますので一気に人が多くなりますよ。


下山気分でしたがちょっとだけ登ります。

めちゃめちゃ天気が良くなってきました!


『大倉尾根』は単調な道がひたすら続くので、通称『バカ尾根』とも呼ばれています。また、標高差1,200mを下るコースですので結構大変ですよ。


大倉バス停まで残り6.2kmです。

それでは、6.2km一気に下りたいと思います。


すぐに花立山荘が見えてきました!


『花立山荘到着』
13時55分 花立山荘到着です。大倉尾根の最初の茶屋です。ちなみに『大倉尾根』はルート上に茶屋が5箇所もあって誘惑が多いみたいですよ。

花立山荘からは、大倉尾根名物の急坂が始まります。この大倉尾根は、通称バカ尾根と呼ばれていますが、眺望は一流です。


途中こんな感じのちょっとした岩場もあります。


この大倉尾根はまだまだ長いのでどんどん下って行きます。

所々紅葉が綺麗でしたよ~!


14時22分 堀山の家到着です。今日は営業していませんでした!


時々登坂もあります。

14時35分 『駒止茶屋』到着です。


そしてどんどん下り坂は続きます。


この辺りも紅葉の見頃時期でしたよ~!

どんどん下って行きます。


この辺りの紅葉は来週ですかね~!


14時58分 大倉尾根の中では、一番新しい『見晴茶屋』ですが本日営業していませんでした。

この先は、大倉登山口までこんな感じの道が続きます。


『大倉登山口』
15時20分 大倉登山口まで戻ってきました!後はここから車道を約10分ぐらい歩くと、大倉バス停に着きます。


『大倉バス亭』
15時30分 鍋割山から下ること2時間30分で『大倉バス停』到着です。ちなみに本日のコースタイムは7時間25分でした。それでは渋沢駅までバスで戻りたいと思います。ちなみに大倉バス停から渋沢駅までのバス料金は 210円ですがもちろん『丹沢・大山フリーパス』で無料です。

『渋沢駅』
『渋沢駅』からは小田急線で2駅先の『東海大学前駅』で降りて日帰り温泉の『秦野天然温泉さざんか』を目指したいと思います。これも『丹沢・大山フリーパス』区間内なので電車代は無料で行けます。


『秦野天然温泉さざんか』
東海大学前駅より5~6分ぐらい歩いて行くと日帰り天然温泉『秦野天然温泉さざんか』があります。それではゆっくり温泉に入りサッパリ汗を流したいと思います。


帰り天然温泉『秦野天然温泉 さざんか
〒257-0003 神奈川県秦野市南矢名2-13-13
0463-78-0026
営業時間 土日祝 9:00~23:00 (最終受付 22:30)
営業時間 平日 10:00~23:00 (最終受付 22:30)


今日も日帰り登山&ハイキングを無事に楽しむ事が出来ました~!今回は、秋を満喫と言う事で、紅葉を楽しめたり『鍋割山荘の温かい鍋焼きうどん』を食べたりとても大満足です。また、プチ沢登りもとても楽しかったですよ~!そして最後に行きました地下1,001mから湧出している秦野温泉『さざんか』もとても良かったですよ~!


初めて行く山は、登山ブログやヤマレコ、ヤマケイオンラインなどのサイトでアクセス方法やコース地図、駐車場、トイレ、難易度、混雑、山小屋、温泉、遭難などの情報を勉強して行くと更に登山が安心安全に楽しめますので是非皆さんも予習して登山を更に楽しんで下さい。また、初心者にお勧めの【登山ガイド特集】を作りましたのでこちらも役立つ情報が満載ですので是非ご覧ください。


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