まじこのブログ~50代日帰り登山日記!

関東周辺(東京・神奈川・山梨・埼玉)の初心者から中級者向けの難易度の低い登山ブログ!

関東周辺の「日帰り登山情報」「ハイキング・トレッキング情報」「富士山登山初心者情報」「ロードバイク(自転車)」「観光グルメスポット」などアウトドアを中心に紹介しているブログ です。そしてめざせ1000万アクセス!

笠取山|紅葉真っ盛りの多摩川源流の隠れた名峰!初心者に人気の分水嶺を求めて日帰り登山に挑戦!

埼玉県秩父市と山梨県甲州市の境にある標高1,953mの山梨百名山「笠取山」に日帰り登山行って来ました。笠取山は、多摩川の最初の一滴がこぼれ落ちる多摩川の源流となる水干(みずひ)というスポットがあるそうですので楽しみです。また、「多摩川・荒川・富士川」の三つの河川の「分水嶺」もあり、水に関するスポットの多い山だそうです。ですが今回の一番の楽しみは、奥多摩奥秩父の絶景の紅葉です。笠取山の紅葉の見頃時期は、10月中旬から11月の初旬ぐらいだそうですので、今回は大自然の紅葉を漫喫したいと思います。


笠取山(かさとりやま)
エリア:埼玉・山梨県 標高:1,953 m時期:秋 10月
登山レベル:中級者向け
難易度:★★☆☆☆ お勧め度:★★★★★
登山ルート:作場平口駐車場~笠取小屋~小さな分水嶺~笠取山~水干~水道場~笠取小屋~作場平口駐車場
コースタイム(所要時間):4時間3分


9時3分 登山口がある作場平口駐車場到着です。駐車場には、約20台ぐらい止められそうです。この登山口は、アクセスが非常に悪く車でしか来ることができません。

9時7分 それでは、笠取山を目指して登山開始です。


笠取山の近くにある「雲取山」は、【日本百名山】として有名ですが、笠取山は、バスと電車では行く事ができない為、登山者達の中では隠れた名峰として人気のある山だそうす。

どんどん登って行きます!


『一休坂分岐』
9時24分 登山口の作場平口から1.1km歩いて行くと、「一休坂分岐」があります。この一休坂分岐から笠取小屋まで、「ヤブ沢経由で行くコース」と、「一休坂を越えていく急登コース」とがあります。行きは、「ヤブ沢峠経由」で水干を目指して進んで行きたいと思います。ちなみに帰りは、「一休坂コース」から下りてくる予定です。


一休坂分岐からはこんな感じの登山道を登って行きます!水が透き通っていてめちゃめちゃ綺麗です。さすが「水源の森」ですね。そして心地よい沢の流れる音を聞きながらどんどん登って行きます。

9時33分 ヤブ沢到着!水干方面に進んで行きます。笠取山までは道票が多いので道に迷う心配はありませんよ~


「綺麗な水」に「綺麗な紅葉」と本当にこの山は登山者にとっては贅沢な山ですね!


しばらく進んで行くと、とてもよく整備された綺麗な木の階段が見えてきます。この階段は、とても歩きやすくて気持よく登って行けます。

紅葉を見ながらどんどん登って行きます。


まだまだ登って行きます。


9時59分 ヤブ沢峠到着!峠というだけに眺望を期待していたのですが、特に何も見えないので休憩なしで進んで行きたいと思います。

ヤブ沢峠からは、林道に合流してこんな感じの舗装された広い道を進んで行きます。


そして、ますます紅葉は綺麗になり更にテンション上がってきました!赤、黄、青のコントラスト最高ですね~!陽が当たると、紅葉がいっそう鮮やかになりめちゃめちゃ綺麗です。やっぱり紅葉目的の登山は晴れた日じゃなければだめですね~!


笠取小屋手前までは、綺麗な紅葉の景色が続きます。

贅沢すぎる景色を見ながらどんどん登って行きます。


整備された広い道ですので安心して進んで行けます。


笠取小屋が見えてくると紅葉の絶景は終了です。笠取小屋までは、思った以上に近かったです。

10時15分 笠取小屋到着です。


この笠取小屋は、テント泊が人気みたいですよ。


笠取小屋の隣には、公衆トイレも完備しています。それでは、登山再開したいと思います。笠取小屋からは、木道が整備されており分水嶺付近までこの木道を歩いて行きます。道は比較的になだらかな山道が続きますので、ハイキング気分です。

そしてしばらく進んで行くと視界が広がり山の雰囲気が変わります。


どんどん進んで行きます!青空がめちゃめちゃ気持ち良いです!


10時26分 雁峠分岐到着です。水干方面に進んで行きます。


そして小さな分水嶺方面に進んで行きます!

10時28分 小さな分水嶺到着です。ここが多摩川、荒川、富士川の分水嶺となる地点だそうです。ここに降った雨は、わずかな位置の違いでなんと「多摩川」「荒川」」「富士川」に分かれて流れて行くそうです。


「富士川」も記念撮影!


それでは、笠取山山頂を目指したいと思います。

小さな分水嶺から丘を登って少し下ったところで、笠取山の全貌が見えてきて思わずため息~!これが笠取山の最後のメインイベントの 山頂直下の心臓破りの登坂です!しかし美しい一直線の大迫力の登坂ですね~。


それでは、覚悟を決めて最後の力を振り絞って一気に登りたいと思います。


最後のこの登坂は、一直線の登坂に見えますが、実際はつづら折りに登って行きます。かなり斜面がきついので息切れしてしまいます。

半分ぐらい登ってちょっと休憩〜!


山頂が見えてきました!あともう少しです!

10時52分 笠取山山頂到着です。ここまで歩き始めた作場平口駐車場から1時間45分で到着です。


ちなみにこの場所は山梨百名山の標識がありますが本当の笠取山の山頂ではなく「西峰」と言われているそうです。本当の笠取山の山頂はこの先にある「東峰」だそうです。


「西峰」からの景色は、こんな感じです!

残念ながら本日は富士山の絶景が見れますせんでした!


11時12分 それでは、この先の本当の笠取山山頂「東峰」に行きたいと思います。


「東峰」への道は、これまでの整備された登山道とは違い結構険しい道が続きます。

11時21分 先程の西峰の山頂から約10分ぐらいで標高1,953m笠取山「東峰」に到着です。


「東峰」の山頂からの景色はこんな感じです!


11時25分 それでは、山腹を巻いて水干経由で下山開始したいと思います。

しばらく進んで行くと奥秩父縦走路にでます。そして「水干・笠取小屋」方面へ進んで行きます。


一カ所だけ紅葉が綺麗な場所がありますのでこの場所が「水干」になります。


11時40分 多摩川源流地点の「水干」に到着です。ここが、あの多摩川の最初の一滴がこぼれ落ちる水干だそうです。ちなみにここから多摩川を流れて138kmで東京湾まで流れるみたいです。想像では「雫」が落ちていると思いましたが、今回は残念ですが多摩川最初の一滴を見ることが出来ませんでした!

一旦本線から外れて多摩川の最初の流れが見れる「水場道」に行ってみたいと思います。


こちらが多摩川の最初の流れの「水場道」と言う場所みたいです!水が透き通っていてめちゃめちゃ綺麗な水です。東京都の水源は、こんなに綺麗な森から生まれていると知って安心しました!


それでは、「笠取小屋」まで戻りたいと思いますが「水場道」に行くのに結構下ってきましたので本線まで戻るのがめちゃめちゃ大変です。

本線まで戻り「笠取小屋」までは、緩やかな下り坂を進んで行きます。


12時12分 笠取小屋到着!

笠取小屋からは、「一休坂コース」で戻りたいと思います。


こちらの「一休坂コース」は、最初は沢沿いを進んでいきますが、その後は、木々に覆われた眺望のない登山道を淡々と下りて行きます。


この「一休坂コース」も、めちゃめちゃ素晴らしい紅葉の世界が待っていました!

赤、橙、黄、緑、そして青空の色とりどりが最高の景色ですね~!この鮮やかさは半端なく最高の絶景です!


紅葉を見ながらどんどん下って行きます!


とても鮮やかですね。

本当に笠取山は贅沢な森ですね~!この場所にいると本当に時が止まった感じの贅沢な時間を味わえます。


 一休坂通過~!作業平口まで残り1.5kmです。

こんなに紅葉が綺麗な山は今までに見たことはありません。


この紅葉を見て間違いなく笠取山は紅葉時期に行く山だど実感しました!


どんどん下って行きます!

12時49分 一休坂分岐まで戻ってきました。あとは駐車場がある作場平口まで1.1kmです。


最後に一眼パワーで頑張って撮影してみました!なかなか良い感じの写真で感動!


13時10分「作場平口駐車場」まで無事に戻って来れました~!笠取山山頂から「作場平口駐車場」まで1時間45分で下山完了です。そして今回のコースタイム(所要時間)は、4時間3分でした。


今回も日帰り登山&ハイキングを無事に楽しむ事が出来ました~!笠取山は、電車やバスで行く事が出来ませんが、紅葉シーズンは「最高の景色が約束されています」ので、車をお持ちの方は是非「最高の景色」と「源流の水の音」を聞きに行ってみて下さい。本当に今回の登山は大満足でした!


初めて行く山は、登山ブログやヤマレコ、ヤマケイオンラインなどのサイトでアクセス方法やコース地図、駐車場、トイレ、難易度、混雑、山小屋、温泉、遭難などの情報を勉強して行くと更に登山が安心安全に楽しめますので是非皆さんも予習して登山を更に楽しんで下さい。また、初心者にお勧めの【登山ガイド特集】を作りましたのでこちらも役立つ情報が満載ですので是非ご覧ください。


【登山ガイド!】関東周辺初心者おすすめ日帰り登山・トレッキング特集!人気のハイキングコース写真全公開解説!