まじこのブログ~50代日帰り登山日記!

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登山靴選び方 | ハイカット・ミッドルカット・ローカットの用途に応じたトレッキングシューズ選び!サイズは重要!

登山靴 選び方 サイズ ハイカット ミッドルカット ローカット

登山に行く時に一番重要な道具と言えば間違いなく登山靴(トレッキングシューズ)ですよね。ですが登山靴って種類がたくさんあって何を選んでいいのか初心者には全く分かりません?登山初心者の方は、登山靴を履いて山登りをした事がないので、登山上級者の店員さんの勧められた登山靴を購入してしまう事が多いと思います。今回はそんな登山初心者の方に、登山靴の特徴や選び方などをまとめてみましたので是非ご覧下さい。


登山靴の種類は大きく分けて「ハイカット」「ミドルカット」「ローカット」の3種類があります。


ハイカット

ハイカット:足首が高い登山靴
冬山や標高差のあるコースを歩く方にお勧めの本格的な登山靴です。


ハイカット靴の特徴としては、くるぶしまでしっかりと固定されていてる事で足場の悪い登山道や岩場やガレ場などを歩く際に負担を軽減してくれます。また足首をしっかりホールドしてくれることで、急な下り坂でも安定して歩くことができます。夏のテント泊登山などを予定している方は、自分でテントなどの重たいアウトドア用品を担いで山登りをしますのでハイカットの登山靴がお勧めです。また、アルプスなどの高山の長距離縦走登山をする方にもお勧めの靴です。ハイカットの登山靴は今後本格的な登山をされる方にお勧めの靴ですよ。


ハイカットのメリット
・雨、雪、岩場などのどんな状況でも最適に歩ける。
・ソールは固めで溝もしっかり深いので安心。
・足首全体が靴に守られていますので捻挫などのけががしにくい。
・防水性、耐久性がしっかりしているものが多い。
・砂利や小石などが靴の中に入りにくい。


ハイカットのデメリット
・重くて硬い靴が多い
・足首が自由に動かない為、俊敏な動きができない
・鎖場が歩きづらい
・夏場の低山登山では暑いのでちょっと大変
・履いたり脱いだりするのに時間がかかる
・靴の中を水洗いできない靴が多い

ミドルカット

MERRELL MOAB 2 MID GORE-TEX® WIDE WIDTH 
メレル モアブ 2 ミッド ゴアテックス® ワイド ワイズ
ミドルカット:足首が中程度の登山靴
低山から整備された登山道などの富士登山までに適した初心者向けの登山靴です。


ミッドカット靴の特徴としては、足首をほどよく固定できて、可動域が広く動きやすいのでガイドブックなどに載っている整備された中級者向けのコースまで行けるお勧めの登山靴です。またソールが比較的に柔らかめですので、岩場や鎖場などがある日帰り登山や一泊程度の山小屋泊にも適してます。これから登山を始める方や富士登山に挑戦する方にお勧めの靴です。


ミッドルカットのメリット
・足首を固定してくれるので、捻挫などの怪我を防ぎ足をひねりにくい
・ハイカットタイプよりも軽量ですので歩きやすい
・荷物が多少重くなっても安定して歩くことができる
・砂利や小石などが靴の中に入りにくい。
・ハイカットとローカットのメリットが合わさった初心者向けの靴です。


ミッドルカットのデメリット
・雪山での使用は厳しい


MERRELL CHAMELEON 8 STORM GORE-TEX 
メレル カメレオン 8 ストーム ゴアテックス
ローカット:足首が低い登山靴
荷物の少ない日帰りの低山や標高差の少ないコースを歩く方にお勧めの登山靴です。


ローカットの登山靴はスニーカーに近い登山靴ですが、スニーカーとの違いはソールがしっかりしていてグリップ力の強いソールを使用している為、アップダウンの少ない低山のコースや長距離のコースを歩く方にお勧めの靴です。ローカットの靴は、足首の保護がない為、捻挫などの注意が必要です。


ローカットのメリット
・靴の重量が軽い
・スニーカーと変わらない履き心地ですので初心者の方でも疲れにくく歩きやすい
・スニーカーとは違ってソールがしっかりしている
・足首が自由に動くため、俊敏な動きができる
・履いたり脱いだりしやすい


ローカットのデメリット
・足首が保護されないので、整備されていない登山道には不向き
・砂利や小石などが靴の中に入りやすい


トレイルランニングシューズ

番外編:トレイルランニングシューズ
山の中を長時間走る方にお勧めの靴です。私はトレランはしませんので、毎年約42kmの外秩父七峰縦走ハイキング大会のみで履いています。


外秩父七峰縦走ハイキング大会はこちらから



ソールの硬さも用途に応じて選ぶのが大事!


| ソールが硬い登山靴
岩場が多い登山道などで安定して歩く事ができます。


| ソールの硬さが普通程度の登山靴
日帰り登山での岩場を歩く時の疲労を軽減します。


| ソールが軟らかい登山靴
スニーカーに近い感覚で歩くことができますが、岩場が多い山には適さない。


| 登山靴のサイズの選び方
登山靴はサイズを間違えると歩いている時、足が痛くなり登山どころではなくなります。また靴ずれの原因にもなります。登山用の厚手の靴下を履いて、1cm大きめ(かかとに指1本分ぐらいの隙間がある)のサイズの靴が最適と言われています。

| 登山靴の選び方のまとめ
足が疲れる原因は、歩行の際に足の屈曲によって疲労が蓄積される事ですので、スニーカーのようにソールが柔らかいと屈曲しやすく、長時間歩く登山では不向きと言われています。そのため、登山靴ではある程度固いソールによって足の屈曲を抑え、足裏に負担が掛からないように疲労を軽減してくれます。ですが初心者の方は逆にソールが硬すぎると長時間歩くのが大変とも言われています。最終的な登山靴の選びは、今後自分はどんな登山をするのか考えた上で、用途にあった自分に最適な登山靴を選んで行く必要があると思います。特に登山は、登り始めて2~3時間後ぐらいから足に負担(疲労)がきますので、初心者の方は、ハイカットとローカットの中間のクラスのミッドカットの靴がメリットが多く歩きやすいのでまずはミッドカットの靴から始める事をお勧めします。


またインターネット通販でも登山靴は購入できますが、登山靴はスニーカーとは違いますので、必ず店頭で試し履きをしてから購入しないとメーカーや種類によってサイズが違いますので、必ず履き比べをしてから購入する事をお勧めます。


私は、ハイカット・ミッドルカット・ローカットとも履いて何度も登山に行きましたが、個人的な感想ですが日帰り登山では、ハイカットは不要だと思います。おそらくハイカットを購入する方の多くが「ハイカットの方が足首を適切にサポートして捻挫や骨折の怪我を減らせる」って思っていると思いますが、そんな事は全くないです。捻挫や骨折レベルのひねり方をする場合は、ハイカットを履いていてもおそらく大きな怪我をすると思います。ちなみに私は、登山ガイドブックに載っている整備されている山しか登りませんので、ローカットやトレイルランニングシューズを履いて50回近く登山しましたが、一度も捻挫や骨折などの大きな怪我をした事はありません。「ハイカットを履いていて良かった」「ローカットだったら危険だった」と言う場面には一度も出合った事はありませんよ。


ちなみに私が一番最初に購入した登山靴は、重量が軽いと言う事で「ローカット」を購入しました。ローカットの靴は一般的に「ある程度のテクニックが必要」とも言われていますが、全く問題なく富士登山の登頂を4年連続達成する事ができました。不便だったのは、富士登山の須走コースの下山時の『砂走り』地帯だけでしたよ~!


是非皆様も用途に合った登山靴をお選び下さい。おそらく今後登山にハマって行くと用途にあった登山靴が欲しくなりますので「ミドルカット」⇒「ハイカット」⇒「ローカット」の順番ですべて購入してしまいますよ~!


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